米油について

米油ができるまで

「お米から油がとれるの?」良くいただくご質問ですが、米油の原料は、玄米を精米する時に発生する「米ぬか」です。「米ぬか」には約20%の油分が含まれており、この油分を取り出してできるのが「米油」です。日本は、油脂原料のほとんどを輸入に頼っていますが、その中で「米ぬか」は貴重な国産の油脂原料なのです。米油をつくるには、大きく分けて「抽出」と「精製」という2つの工程を経ます。まず、日本各地で発生する米ぬかは、各地にある原油抽出工場に運ばれ、ここで米ぬかから油を「抽出」して「米原油」を得ます。次に、得られた「米原油」は、ボーソー油脂・船橋工場に運ばれ、食用まで「精製」します。品質の良い、美味しい油であるためには、優れた精製技術によって生まれた油でなければなりません。ボーソー油脂では、日夜研究を重ね、お米が持つ"うまみ"を残し、安定性が高く品質の良い米油を製造しております。また、ボーソー油脂・船橋工場は、ISO9001の登録を受けており、各工程は厳しく管理されています。

このようにして製造された「米油」は、厳しい品質検査を受けた後、プラスチックなどの容器に充填され、皆さまのお手元に届けられています。

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