米ぬかから生まれた米油のヒミツ、米油を使ったレシピなどをご紹介します。

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こめ油のひみつ


米油は、こめあぶら?こめゆ?

「ごまあぶら」「オリーブゆ」「キャノーラゆ」・・・ところで素朴な疑問、米油って、どう呼ぶの?こめあぶら?こめゆ?
私たち、米油に携わる社員は、そう言えばあまり疑問に思っていませんでしたが、みな「こめあぶら」と呼んでいますね。

 

米油(こめあぶら)の歴史は意外と古く、最も古い記録は、江戸時代にまでさかのぼります。
元禄の頃、桑名(三重県)の多胡喜六という人物が、米ぬかの中に落ちている和紙に油が染みているのを見て、
米ぬかにも油が含まれていることに気付き、搾油してみた、というのが最も古い記録とされています。
米油が工業として登場したのは、昭和の初期ですが、当時は石けんの原料として使われていました。
食用の米油が初めて登場したのは昭和13年、その後さらに品質の改良が進み、昭和32年には、
日本油化学協会(現在は公益社団法人日本油化学会)の副会長、桑田勉博士が「こめあぶらのすすめ」と題する1文を作成、
「米油は食用油として極めて優れた油」と紹介されました。
このように、米油の歴史は意外と古く、実は昔から身近にあった油なのですね。

参考:こめ油工業のあゆみ(昭和62年12月9日発行)

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