よくあるご質問

しその実油について

Q1
しそから油がとれるのですか?

しその実油は、しその種子から油を搾って作られます。

Q2
荏胡麻油は、ごま油とは違うのですか?

荏胡麻油は、しそ科のえごま種子から油を搾って作られます。「ごま油」とは全く異なります。

Q3
しその実油は、しその香りがするのですか?

しその葉ではなく種子が原料であり、また脱色・脱臭(精製)をしていますので、しその香りはありません。

Q4
しその実油・荏胡麻油にはどんな特長があるのですか?

油に含まれる脂肪酸に大きな特長があります。しその実油・荏胡麻油には、n-3系(オメガ3)必須脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富に含まれており、菜種油や大豆油、米油などとは異なる種類の油です。

Q5
n-3系(オメガ3)脂肪酸とは何ですか?

しその実油、荏胡麻油をはじめ、魚介類(特に青魚)などに多く含まれている必須脂肪酸です。 必須脂肪酸は人間や動物の体内では作れないので、必ず食事から摂取する必要があります。
近年増え続けている生活習慣病やアレルギー疾患は、このn-3系脂肪酸の不足が原因とも言われています。
青魚に多く含まれることで知られる「DHA」や「EPA」も、α-リノレン酸と同じn-3系脂肪酸の一種です。

Q6
α-リノレン酸をどのくらい含んでいるのですか?

大さじ1杯(14g)につき、7.7g(=55%)含んでおります。

Q7
一日にどれくらい食べれば良いのですか?

小さじ1杯(4.5g)程度で充分です。この量で、約2.5gのα-リノレン酸を摂取できます。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、生活習慣病の予防のために目標とするn-3系脂肪酸の摂取量として、成人でおよそ1.8g~2.4g/日以上としています。(目標量は年齢・性別で異なります)

Q8
カロリーはどれくらいですか?

植物油のカロリーは、油の種類にかかわらず一緒(大さじ一杯(14g)あたり126kcal)です。

Q9
使い方は、家庭で使うふつうの油と一緒ですか?

加熱に弱い性質があるので、揚げ物など加熱調理でのご使用は不向きです。 生食(ドレッシングやご家庭でのマヨネーズやマリネなど)でのご使用をおすすめします。そのほか、冷奴に掛けたり、野菜ジュースに入れたり、etc.…工夫次第で美味しく楽しめます。

Q10
冬場、油のなかに白い沈殿物ができることがありますが・・・

冬季または冷蔵庫に保管した場合、白い沈殿物が生じることがありますが、油の成分が一部結晶化したもので品質には問題ありません。温めると元に戻ります。

Q11
「一番しぼり」とはどんな製法ですか?

植物油の搾油法には
①圧搾法②抽出法③圧抽法の3つの方法があります。

1.圧搾法
圧搾法は、比較的油分の多い原料(菜種、コーン、紅花など)に使われる方法で、原料に物理的な圧力をかけて、油を搾り採る方法です。この圧搾法によって得られた油を「一番しぼり」の油と呼んでいます。

2.抽出法
抽出法は、比較的油分の少ない原料(大豆・米ぬかなど)に用いる方法で、n-ヘキサンと呼ばれる溶剤を使って油を抽出します。抽出に使ったn-ヘキサンは、油の精製過程で蒸留によって取り除かれますので、製品に残ることはありません。

3.圧抽法
圧抽法は、圧搾法と抽出法を併用した方法です。まず初めに、圧搾法によって原料に含まれる油の大部分を搾油し、引き続いて圧搾法だけでは採りきれなかった油分を、n-ヘキサンを用いて抽出する方法です。

「一番しぼりしその実油」「一番しぼり荏胡麻油」は、それぞれ、しその種子、えごま種子から、圧搾法で、しぼった油です。

Q12
しその実はどこから調達し、農薬使用の状況はいかがですか?

原材料は中国産のものを使用しています。残留農薬の検査は定期的に行なっておりますが、検出されておりません。

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