大切なのは
伝統と革新の融合
持続可能な未来を創造する
国産資源「米ぬか」の可能性追求、
そして人とともに歩む
代表取締役社長
山口 龍也
私たちボーソー油脂は1947年の創業以来、「米ぬか」という日本の貴重な国産資源に着目し、その可能性を最大限に引き出すことで、お客様の健康で豊かな暮らしの実現をサポートしてまいりました。私たちの使命は、単に製品を提供するだけでなく、日本の食文化や農業の発展に寄与し、持続可能な社会の構築に貢献することにあります。
「米ぬか」は、一見ただの副産物のように見えるかもしれません。しかし、私たちは「米ぬか」の中に無限の可能性を見出し、これまで数多くの価値ある製品を生み出してまいりました。酸化に強くまた栄養豊富な「米油(こめあぶら)」をはじめ、飼料・肥料向けの脱脂米ぬか・植物由来(米ぬか)由来の脂肪酸やライスワックスなど、当社の製品は食品業界から農業、化粧品業界に至るまで、幅広い分野で活用されています。一つの原料から多様な製品を生み出すこの取り組みは、限りある資源を有効活用するサスティナブルな企業活動そのものです。
創業以来70年以上にわたり、私たちは伝統を大切にしながらも革新を重ね「米ぬか」の可能性を追求し続けてまいりました。こうして培われてきた長年の経験と知識は脈々と受け継がれ、現在の私たちにとってもかけがえのない財産となっています。しかし、私たちは決して過去の歩みに安住することなく、これからも新たな価値の創造に向けて挑戦を続けてまいります。
2020年には食品メーカーとして日本一の穀物取扱量を誇る昭和産業グループに加わり、新たな歩みを始めました。ボーソー油脂は現在、関連会社6社と連携し、米ぬかの集荷から抽出・精製そして商品化までの一貫した体制を構築しています。この体制により、より効率的かつ高品質な製品の提供が可能となりました。しかしながら、昨今の世界情勢や気候変動など、私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。このような時代にあって、企業には大胆な変革が求められています。
私たちも、10年後、20年後、さらにはその先の将来を見据え、2026年度より大規模な設備増強に踏み切ることを決定しました。この投資は、単なる生産能力の拡大にとどまらず、品質の向上や省エネルギー化によるコスト削減を図り、これまで以上に安全で高品質な商品をお客様にご提供できるものと考えております。
そして、人財育成と社会貢献企業の成長は、そこで働く人々の成長なくしてはありえません。ボーソー油脂では、従業員一人ひとりが自身の可能性を最大限に発揮できるよう、継続的な教育と支援を行っています。また、地域社会との共生をはじめ、様々な社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
これからも弊社は、「米ぬか」という日本の誇るべき資源を最大限に活用し、お客様に価値ある商品をお届けし続けます。同時に、環境への配慮と人財育成を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。